パーソナルスペースでハグする方法

今回は「ハグ」と「パーソナルスペース」についてです。
最初はパーソナルスペースについての説明をしますので、「パーソナルスペースでハグする方法」を知りたい人は目次の項目を押して進む、またはスクロールして最後の方をチェックしてみてください。
パーソナルスペースとは?
人はあまり親しくない人が近くに来ると、自然と避ける傾向があります。
例えば一人でカフェに行き席を選ぶ時、隣に人のいない席を選んだりしませんか?
あとトイレに行った時もそうです。
男性ならわかると思いますが、立って用を足す時、隣に人がいないところを選びませんか?
これは男性なら誰もが感じることだと思います。(ご飯を食べてたらごめんなさい)
人には相手から侵入されたくない距離感が存在します。
それをパーソナルスペースと言います。
心と体の距離、テリトリーのようなものです。
パーソナルスペースで相手の距離を縮めることができる
パーソナルスペースには4つの距離感があるとされています。
数値で表すと以下のように↓
超密接距離(0cm~15cm)…恋人の距離感
密接距離(15cm〜45cm)…友達の距離感
個体距離(45cm~120cm)…仕事の距離感
社会距離(1.2m~3.5m)…初対面の距離感※ それ以上距離がある場合は、面会や公園、ライブの演奏など、公的な距離感を示しています。
例えば、この距離感を把握しておけば、気になる相手との現在の距離感も判断できるので便利です。
個人差もあるので、一概には言えませんが、おおよその距離感として覚えておくと便利です。
また自分自身で感じる距離感と照らし合わせてみると、その数値の感覚がわかると思います。
男女で微妙に違うパーソナルスペースの距離感
個人差がでる理由の一つとして、男女の違いもあります。
パーソナルスペースは男女により範囲が違います。
以下のように
↓
基本的に女性の方が男性よりもパーソナルスペースが狭いです。
テリトリーが“狭い“ということは、女性の方がより近いコミュニケーションをできるということ。
距離が男性より近くても、不快には思わないということです。
【数値で表すと】
男性は正面が150センチ、左右は10センチ。後ろは80センチ前後。
一方の女性は半径60~70センチと、ほぼ円形に近い形。
対面するとこのようになります。
男性が女性に比べてパーソナルスペースが前方に伸びているのがわかると思います。
この画像でわかることは、女性が思う距離間以上に、男性は距離を近く感じているためドキドキするということ。
つまり、女性の場合は男性に対して対面に座った方が、男性にドキドキ感を感じさせやすいということになります。
逆に男性の場合は「横」に座った方が女性からのドキドキ感を得やすいです。
画像参照 男心と女心
パーソナルスペースでハグする方法
パーソナルスペースを活用してハグするタイミングを作るには、超密接距離(0cm~15cm)の時です。
これぐらい近づけるということは、相手との関係は親友や恋人の距離感。
肩を組めるレベルです。
スキンシップやハグをする時の距離でもあります。
相手と初めてハグする時のタイミングとして、この距離感を意識しておくとチャンスは膨らむと思います。
また相手が男性の場合は、「対面」で見つめてみたり、相手が女性の場合は「横」にいて歩いてる時に、距離を縮めてハグの流れにできるかもしれません。
まとめ
パーソナルスペースの数値はあくまで心理学が提唱した数値です。
相手とハグするために、そこまで意識する必要はないかもしれません。
けれども相手が不快に思う心と体の距離が存在すること。
女性の距離が近いと感じるのは勘違いかもしれないということ。
パーソナルスペースはあくまで、相手との距離を分析する一つの心理ということ。
忘れていけないのは、ハグは「心」の愛情表現だということ。
テクニックより大切なのは、やはりハート(心)ですもんね^^